1歳になると、昼間にたくさん遊んでもなかなか寝てくれなかったりと、夜の「寝かしけタイム」に悩むママパパも多いですよね。
そんなときに頼りになるのが「絵本」。
優しい言葉のリズムや、穏やかな絵の世界にふれることで、子どもの心も落ち着き、自然と眠りに入りやすくなります。
この記事では、1歳の寝かしつけに効果的な絵本10選を、ママパパに寄り添う視点でご紹介します。
実際に子どもが喜んだ反応や、親目線で「読んでよかった」と思えるポイントも合わせてまとめました。
寝かしつけに悩んでいる方や、新しい絵本を探している方の参考になれば嬉しいです。
1歳の寝かしつけに絵本が効果的な理由
1歳は言葉や感情がぐんと育ち始める時期です。
日中にたくさんの刺激を受けることで、夜になっても興奮が続き、なかなか眠れないこともありますよね。
そんなときに絵本は、やさしいリズムや落ち着いたストーリーで、子どもの気持ちを「眠りモード」に切り替える手助けをしてくれます。
また、ママやパパの声を聞くことで「安心感」が高まり、抱っこや添い寝と同じように心地よいスキンシップの時間になります。
1日の終わりに「絵本=ねんねの合図」と習慣づけることで、スムーズに眠りに入れる子も多いです。
さらに、絵本を通して言葉や想像力にも触れられるのは嬉しいポイント。
寝かしつけタイムが、親子の絆を深める大切な時間にもなります。
1歳向け寝かしつけ絵本の選び方
1歳の子どもは、自分でページをめくったり、リズムのある言葉に反応したりと、絵本の楽しみ方がぐんと広がる時期です。
寝かしつけに使う絵本を選ぶときは、次のポイントを意識すると安心です。
①リズムのよい言葉
「とんとん」「すやすや」など、やさしい繰り返しやリズムのある文章は、子どもの心を落ち着ける効果があります。
②落ち着いたイラストや色合い
鮮やかすぎる色や刺激の強い絵は、逆に目が覚めてしまうことも。
寝かしつけには、淡い色合いや穏やかな表情の絵がおすすめです。
③シンプルでわかりやすい内容
長いお話よりも、短めでシンプルな内容が安心。
最後に「おやすみ」「ねんね」など、眠りを促す言葉があると習慣化しやすいです。
④子どものお気に入りを大切に
寝かしつけ用に「これを読んだら寝る」という1冊を決めてもよいですが、子どもが気に入った絵本を繰り返し読むことも効果的です。
安心感につながります。
【1歳向け】寝かしつけにおすすめ絵本10選
ここからは、寝かしつけにぴったりな1歳向け絵本を10冊ご紹介します。
どれもリズムがよく、やさしい雰囲気で「おやすみ前の時間」を心地よく過ごせるものばかり。
ぜひ親子でお気に入りを見つけてみてくださいね。
1.『もうねんね』松谷みよ子
赤ちゃん絵本の定番。
短い文章とやさしい絵で、読んでいるうちに自然と眠る雰囲気に包まれます。
寝る前の「ねんねの合図」にぴったり。
2.『おつきさまこんばんは』林明子
夜空に浮かぶお月さまが表情豊かに描かれた1冊。
静かな夜の世界を感じられるので、寝かしつけに最適です。
3.『ねむねむごろん』たなかしん
動物たちが「ごろん」と眠る姿に、子どもも思わずまねっこ。
ゆったりした絵とリズムが心を落ち着けてくれます。
4.『ねないこ だれだ』せなけいこ
「夜更かしするとどうなるの?」をユーモラスに描いた人気作。
少しドキッとするけれど、最後は「やっぱり寝ようね」と自然に眠りにつなげられます。
5.『おやすみ、はたらくくるまたち』シェリー・ダスキー・リンカー
工場現場の車たちが一日の仕事を終えて眠る物語。
のりもの好きな子に大人気で、寝る前の習慣づけにもおすすめです。
6.『ノンタン おやすみなさい』キヨノサチコ
「もっと遊びたい!」と眠りたくないノンタンのお話。
1歳の子どもが共感しやすく、楽しく「おやすみ」へ導けます。
7.『おふとんかけたら』かがくいひろし
いろんなものにお布団をかけていくユーモラスな展開。
読んでいるうちに「自分もお布団に入りたい!」と自然眠る気持ちになれます。
8.『あかあかくろくろ』かしわらあきお
赤と黒のコントラストがはっきりしていて、視覚的にわかりやすい絵本。
夜の落ち着いた時間にも安心して読めます。
9.『ぽんちんぱん』柿木原政広
「ぽん」「ちん」「ぱん」と擬音のリズムが楽しい1冊。
子どもが声を出して真似しながら、気持ちがリズムに乗って落ち着いていきます。
10.『ももんちゃんとももんがくん』とよたかずひこ
人気のももんちゃんシリーズ。
親しみやすいキャラクターとシンプルなお話で、安心感のある読み聞かせができます。
1歳児に読み聞かせするときのコツ
1歳ごろは、絵本の世界を楽しむ気持ちがぐんと育つ時期。
けれど、集中力はまだ短く、寝かしつけのときには「読んでくれる雰囲気」がとても大切になります。
ここでは、1歳児に絵本を読むときのコツをご紹介します。
①短くてもOK!
全部読み切れなくても大丈夫。
眠そうにしていたら途中で閉じてもいいし、同じ1冊を毎日繰り返すのも安心につながります。
②ゆっくり、落ち着いた声で
読み聞かせのスピードはいつもよりゆったりめに。
ママ・パパの声そのものが安心感を与えるので、やさしいトーンを心がけましょう。
③子どもの反応に合わせる
ページをめくりたがったり、同じところを何度も見たがったりするのも1歳ならでは。
無理に止めず、子どものペースを尊重しましょう。
④「ねんねの合図」にする
寝かしつけ用の絵本を1~2冊決めておくと、「これを読んだら寝る」という習慣がつきやすくなります。
⑤スキンシップをプラス
絵本を読み終わったあとに「ぎゅっ」とハグしたり、「おやすみ」と声をかけると、安心感が増して眠りやすくなります。
まとめ|1歳から絵本で安心ねんね習慣を
1歳は遊びや刺激が増えて、なかなか寝付けない日も多い時期。
そんなときこそ、絵本のやさしいリズムや親の声が、子どもの心を落ち着けてくれます。
今回ご紹介した絵本は、どれも寝かしつけにぴったりな安心感のある絵本ばかり。
お気に入りの1冊を見つけて「これを読んだらねんねだよ」と習慣づけると、親子にとっても穏やかな時間になります。
寝かしつけは、ママパパにとっても1日の締めくくり。
絵本を通して「おやすみ」の合図を共有することで、子どもは安心して眠りにつき、親もほっと一息つけるはずです。
今日から、ぜひ寝かしつけに絵本を取り入れてみてくださいね。
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