2人育児で助かった絵本の活用方法|上の子と下の子の心をつなぐ読み聞かせ

絵本
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2人育児は、上の子と下の子それぞれに目を向けるのが本当に大変ですよね。

下の子の授乳やお世話で手一杯になりがちで、気付けば上の子に「ちょっと待ってね」と声をかけてばかり…。

私自身も、そんな葛藤を何度も経験しました。

そんなときに助けられたのが「絵本」でした。

絵本を読む時間は、上の子にとって安心できる特別な時間になり、下の子にとっては楽しい刺激に。

さらに、親子そろってゆったりと気持ちを切り替えられる貴重なひとときでもありました。

この記事では、我が家の体験をまじえながら、上の子と下の子の心をつなぐ絵本の選び方やおすすめ作品、読み聞かせの工夫を紹介します。

2人育児の毎日を少しでもラクに、そして楽しく過ごすヒントになれば嬉しいです。

2人育児で絵本が役立った理由

2人育児では、どうしてもママやパパの手が足りず、上の子と下の子のどちらかを「待たせる」場面が増えます。

そんなときに絵本があると、子どもの気持ちを支えたり、家族の時間をつないだりする力になってくれました。

ここでは、我が家の体験をまじえて、絵本が役立った理由を紹介します。

上の子への安心感につながる

下の子のお世話に追われる中でも、絵本を読む時間を作ることで「ママはちゃんと自分のことを見てくれている」と上の子に伝わります。

読み聞かせのひとときが、安心感や甘えを受け止める時間になりました。

下の子への楽しい刺激になる

まだ言葉が分からない下の子も、絵本のリズムや色合い、ママや上の子の声に夢中になります。

読み聞かせを通じて「見る」「聞く」「まねする」など、成長につながる刺激が自然に得られました。

ママ自身の気持ちが落ち着く

大変な2人育児の中でも、絵本を開けば一緒に座ってページをめくる穏やかな時間が生まれます。

子どもの笑顔や反応に癒されて、ママ自身も気持ちを切り替えるきっかけになりました。

上の子と下の子の心をつなぐ絵本の選び方

2人育児で絵本を読むときに大切なのは、「上の子と下の子が一緒に楽しめるかどうか」。

年齢や発達に差がある兄弟姉妹だからこそ、両方に響く絵本を選ぶことで、自然と子ことがつながっていきます。

ここでは、選ぶときのポイントを紹介します。

繰り返しやリズム感のある絵本

下の子はまだ言葉を理解していなくても、繰り返しのフレーズやリズム感のある言葉に安心したり楽しんだりします。

上の子も一緒に声を合わせて読んだり、リズムに乗って楽しめるので、自然に「一緒に読んでいる

感覚が生まれます。

シンプルでわかりやすいストーリー

長くてhく雑な内容だと下の子が飽きてしまいますが、シンプルな展開の絵本なら両方が集中しやすいです。

上の子にとっては「自分が読んであげられる」絵本にもなり、自信やお兄ちゃん・お姉ちゃんとしての気持ちを育むきっかけにもなります。

参加型やしかけのある絵本

ページをめくると仕掛けが動いたり、問いかけがある絵本は、上の子も下の子も一緒に楽しめます。

下の子は見て反応し、上の子は「やってあげる」役割を持てるので、自然と関わり合いが生まれます。

我が家で助かったおすすめ絵本5選

ここからは、実際に我が家で2人育児のときに役立った絵本を紹介します。

どれも人気があり、多くの家庭で親しまれている作品ですが、実際に読んでみて「上の子と下の子が一緒に楽しめた」と感じたものを選びました。

①『いないいないばあ』(松谷みよ子)

赤ちゃん絵本の定番中の定番。下の子は繰り返しの「ばあ!」に大喜びし、上の子は一緒に声を出して盛り上げてくれました。

兄弟で同じページを見ながら楽しめるのが嬉しいポイントです。

②『ノンタン ぶらんこのせて』(キヨノサチコ)

「かわって」「いいよ」のやりとりが楽しい絵本。

上の子が自分の気持ちを重ねやすく、下の子はテンポのよい言葉に引き込まれます。

兄弟間の関わり方を自然に学べる1冊でした。

③『やさいさん』(tupera tupera)

「すっぽーん!」と抜けるしかけに、下の子は大笑い。

上の子は読むたびに声を合わせてくれました。

シンプルでわかりやすく、2人で盛り上がれる絵本です。

④『おつきさまこんばんは』(林明子)

寝る前の読み聞かせにおすすめ。

優しい言葉と絵で、下の子は落ち着き、上の子も「もうすぐ寝る時間」と気持ちを切り替えやすくなりました。

2人一緒に穏やかに眠りに入れる定番絵本です。

⑤『くだもの どうぞ』(きのしたけい・阿部真由美)

リアルで美味しそうな果物の絵に下の子は思わず手を伸ばし、上の子は「どうぞ」「ありがとう」とやり取り遊びをしてくれました。

読みながら2人で関わり合えるのが魅力です。

2人育児で絵本を楽しむ工夫

絵本はただ読むだけでも楽しいですが、ちょっとした工夫を取り入れることで、上の子と下の子の心がもっと近づきます。

我が家で意識していた工夫を紹介します。

上の子に「読み手」になってもらう

上の子が簡単なページを読んだり、絵を指さして説明してあげたりすると、自信やお兄ちゃん・お姉ちゃんらしさが育ちます。

下の子にとっても、兄弟の声は安心できる刺激になりました。

下の子の反応を楽しむ時間にする

下の子が笑ったり、手を伸ばしたりする瞬間を「見て見て!」と上の子に共有すると、自然に一緒に喜べる時間になります。

兄弟で「楽しい!」を分かち合うきっかけになりました。

読み聞かせを“習慣”にする

毎日同じ時間(寝る前やお昼寝前など)に読むと、上の子も下の子も安心して待てるようになります。

特に寝る前の読み聞かせは、兄弟そろって気持ちを落ち着けるリズムづくりに役立ちました。

絵本の後に「遊び」へつなげる

読んだ内容をまねして遊ぶと、上の子も下の子も自然に関わり合えます。

たとえば『くだもの どうぞ』の後に「どうぞ遊び」をしたり、『ノンタン』を読んだ後にブランコを順番で楽しんだり。

絵本がそのまま兄弟の遊びにつながります。

まとめ

2人育児の毎日は、想像以上に忙しくて、自分の時間を取るのも難しいもの。

そんな中でも、絵本は親子の気持ちをつなぐ大切な時間になってくれます。

上の子と下の子、それぞれのペースに合わせながらも、ちょっとした工夫を加えることで「一緒に楽しむ」ことができます。

無理をせず、完璧を目指さずに、今日は1冊だけでも大丈夫。

「親子で心地よく絵本を楽しめた」という気持ちが、子どもにとっても一番の思い出になると思います。

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