【寝かしつけ絵本は何冊読むべき?】長くなりすぎないコツと安心の習慣づくり

寝かしつけ
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寝かしつけで絵本を読んでいると、気付けば「もう1冊!」「まだ寝たくない!」と子どもからのリクエストが止まらず、どんどん時間が伸びてしまう…そんな経験はありませんか?

「寝かしつけ絵本って何冊まで読むべき?」「長くなりすぎないためにはどうすればいい?」と悩むママパパは多いものです。

この記事では、寝かしつけ絵本の冊数目安や、長引かないための工夫を紹介します。

毎日の絵本タイムを無理なく楽しみながら、安心して眠れる習慣づくりのヒントにしてみてくださいね。

寝かしつけ絵本は何冊が目安?

「寝かしつけに絵本は何冊読むべき?」と悩む方は多いですが、正解の冊数は家庭によってさまざまです。

ただし目安としては、1冊~3冊程度がちょうどよいと言われています。

1~3冊がちょうどいい理由

・子どもの集中力が続きやすい

0~3歳頃までは集中できる時間が限られているため、長すぎると逆に眠気が遠ざかってしまうことがあります。

・眠るまでのリズムが作りやすい

「2冊読んだら寝る」と決めておくことで、寝る前の流れが習慣化しやすくなります。

・親の負担なく続けられる

毎日のことだからこそ、親が無理せず続けられる量にすることが大切です。

冷静に考えたいポイント

・子どもの様子を見て「今日は1冊」「今日は3冊」と調整してOK

・大事なのは冊数ではなく、「安心して眠れる流れ」を作ること

寝かしつけが長引いてしまう原因

「今日は早く寝かせたいのに、絵本が終わらない…」という経験、ママパパなら一度はあるのではないでしょうか。

寝かしつけが長引いてしまうのには、いくつか共通した理由があります。

子ども側の原因

・「もっと読みたい!」が止まらない

お気に入りの絵本や楽しい時間が続くと、次々とリクエストしてしまいます。

・眠気がまだ十分に来ていない

昼寝のタイミングや活動量によっては、寝るモードに入りにくいことも。

親側の原因

・断りづらい気持ち

「せっかく絵本を好きになってくれたから」と思うと、つい何冊も読んでしまう。

・絵本選びが長くなる

どの本にするか迷う時間が積み重なり、結果的に寝るのが遅くなることも。

環境の影響

・明るすぎる部屋やにぎやかな雰囲気では、絵本をきっかけに逆に目が冴えてしまうこともあります。


「子ども・親・環境」の3つの要素が重なって長引いていることが考えられます。

長くなりすぎないための工夫

寝かしつけの絵本タイムは、楽しく心地よく終えるのが理想です。

長引いてしまわないように、次のような工夫がおすすめです。

①読む冊数を「今日は○冊」と決めておく

事前に「今日は2冊ね」と子どもと約束してから始めると、終わりの区切りがつけやすくなります。

数を目に見えるように指で示したり、絵本をあらかじめ用意しておくのも効果的です。

②読む絵本を一緒に選ぶ

「どれ読もうか?」と子どもに選ばせると、自分で決めた満足感が得られます。

選んだことで「今日はこれで終わり」と納得しやすくなり、ダラダラ続きにくくなります。

③短めのお気に入りを取り入れる

寝る前は長編よりも、リズムよく読める短い絵本や繰り返しの多い絵本がおすすめ。

最後は必ず「おやすみ」をテーマにした1冊でしめる、といったルールにするのも◎。

④親の声かけを工夫する

「この絵本を読んだら、電気を消してねんねしようね」など、次の行動を自然に促す声かけを習慣にすると、子どもも流れを理解して安心できます。


読み聞かせが楽しい時間で終われるように、「終わりの合図」を決めておくのがコツです。

それでも終わらないときの対処法

工夫しても「もっと!まだ寝ない!」となる日もありますよね。

そんなときは無理に切り上げず、子どもの気持ちに寄り添いながら区切りをつける工夫が役立ちます。

①「読むまね」や「お話し」で対応する

絵本を追加する余裕がない時は、ページを飛ばして要点だけを読む「簡単読み」や、絵を見ながら短くお話しするのも方法のひとつ。

子どもは満足しやすく、親の負担も減ります。

②「明日の楽しみ」に切り替える

「この続きは明日読もうね」と伝えて、約束の形で終わらせるのも効果的。

次の日の楽しになり、絵本の時間が前向きに続けられます。

③スキンシップにシフトする

「もっと読んで!」の気持ちの裏には、まだ眠れない・甘えたい気持ちが隠れていることも。

絵本を閉じて、トントンしたり抱っこしたりして安心感を与えると、自然に眠りにつける場合があります。

④親の「終わり」をしっかり伝える

「今日はこれでおしまい。おやすみなさい」と親が区切りを示すことも大切です。

最初は泣いてしまうこともありますが、毎日の習慣として繰り返すうちに「絵本のあとは寝る時間」と理解していけます。


大切なのは、絵本を「寝かしつけのサポート」として使うことであって、無理に長く続けることではありません。

まとめ|数冊より大事なのは安心感

寝かしつけ絵本は「何冊読むか」よりも、「どう読むか」「どんな雰囲気で過ごすか」が大切です。

たとえ1冊でも、親子が落ち着いた気持ちで楽しめれば十分ですし、反対にたくさん読んでもバタバタしてしまうと寝るモードには切り替わりにくくなります。

ポイントは「安心感」。

「毎日同じ1冊を読む」でも、「今日はこの絵本だけにするね」でも、子どもが安心して眠れる環境をつくれれば、それがベストの寝かしつけ習慣になります。

絵本は「寝かせるための手段」だけではなく、1日の終わりに親子で心を通わせる大切な時間。

冊数にこだわりすぎず、親子にあった形で心地よく続けていきましょう。

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