しかけ絵本で楽しく寝かしつけ|イヤイヤ期にもおすすめ

寝かしつけ
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「寝かしつけの時間になると『まだ寝ない!』『本は読まない!』とイヤイヤ…」

そんな毎日を過ごしているママパパも多いのではないでしょうか。

特にイヤイヤ期の子どもは、自分のペースを大切にしたい気持ちが強く、寝かしつけが一番大変な時期ですよね。

そこでおすすめしたいのがしかけ絵本です。

めくったり、引っ張ったり、遊びながら読めるので「絵本=楽しい!」と感じやすく、寝る前の習慣にスッと取り入れられるんです。

この記事では、イヤイヤ期でも楽しめる寝かしつけ向けのしかけ絵本や、うまく取り入れるコツをご紹介します。

毎晩の寝かしつけが少しでも穏やかになればうれしいです。

寝かしつけにしかけ絵本が役立つ理由

寝かしつけに悩む時期、普通の読み聞かせ絵本だと子どもが集中できなかったり、「もう1冊!」とエンドレスになってしまうこともありますよね。

そんなときに活躍するのがしかけ絵本です。

しかけ絵本が寝かしつけに向いている理由は大きく3つあります。

1.遊び感覚で絵本に集中できる

めくる・引っぱる・動かすといった動作があることで、子どもは「自分で参加している感覚」を持ちやすくなります。

眠る前の気持ちの切り替えにぴったりです。

2.短い文章でも満足感が得られる

しかけ絵本は絵や動きで楽しめるため、長いストーリーがなくても十分。

「短くても楽しい!」と感じられるので、寝かしつけが長引きにくくなります。

3.親子のやりとりが自然に生まれる

「ここめくってみる?」「何が出てくるかな?」と声を掛け合うことで、安心感が育ちます。

親子で一緒に楽しむことで、寝る前のスキンシップにもつながります。


このように、しかけ絵本は「楽しさ」と「安心感」を両立できるアイテム。

寝かしつけをスムーズにするサポート役として、とても心強い存在です。

イヤイヤ期の子にもおすすめ!しかけ絵本5選

「寝るのいや!」「まだ遊びたい!」とイヤイヤが強い時期は、読み聞かせもなかなか大変。

そんなときは、思わず手を伸ばしたくなるしかけ絵本が強い味方になります。

ここでは、寝かしつけ前にも楽しめるおすすめの5冊をご紹介します。

1.『やさいさん』tupera tupera

土の中から「すっぽーん!」と野菜が登場するダイナミックなしかけが魅力。

ページをめくるワクワク感がありながら、繰り返しのリズムで安心して楽しめます。

2.『くだものどうぞ』きのしたけい

めくるって果物の皮をむいたり、切ったりできるしかけ絵本。

やさしい色合いと簡単な言葉で、小さな子も安心。

やりとり遊びを通して、親子でほっこりした時間を過ごせます。

3.『のりものいろいろかくれんぼ』いしかわこうじ

型抜きのしかけから、電車や車が現れるシリーズ。

のりもの好きの子にぴったりで、寝る前の気持ちの切り替えに使いやすい1冊です。

4.『どうぶつたっち』すまいるママ

「ふわふわ」「つるつる」など、触って楽しめるしかけがたくさん。

イヤイヤで落ち着かない子も、手を動かすことで安心して気分が切り替わります。

5.『ふたをぱかっ』新井洋行

鍋や箱のふたを「ぱかっ」と開けると、意外なものが登場。

シンプルなしかけでテンポよく読めるので、短時間でも満足感が得られます。


しかけ絵本は「楽しい!」という気持ちで終われるので、寝る前のイヤイヤが和らぎやすいのが魅力。

親子で一緒に「めくってみようか」「何が出てくるかな?」と声をかけながら読むと、安心感も増します。

しかけ絵本を寝かしつけに取り入れる工夫

しかけ絵本は子どもの好奇心を引き出す力が強いので、そのままでは「もっともっと!」と興奮してしまうことも。

寝かしつけにうまく取り入れるには、ちょっとした工夫が大切です。

1.読むのは「昼」ではなく「夜のおわり」

昼間は元気いっぱい楽しんで、夜は落ち着ける短めのしかけ絵本を選ぶと安心。

夜に読むときは「今日はこれでおしまいね」と回数をあらかじめ伝えておくのがおすすめです。

2.動きが激しいものより「やさしい」しかけを選ぶ

「びっくり!」系のしかけは楽しいけれど寝る前には不向き。

めくるだけ、さわるだけといったシンプルで安心感のあるしかけを選ぶとスムーズに眠りにつなげられます。

3.「読む時間」を短く区切る

「2冊だけ読もうね」などと、冊数や時間を決めてから始めると、子どもも安心。

ルールを繰り返すことで、寝る前の習慣として定着していきます。

4.終わりを「合図」にする

しかけをめくったら「おしまいだね」「ねんねの時間だよ」と一言添えることで、気持ちの切り替えがスムーズになります。


しかけ絵本をただ「楽しい」だけで終わらせず、「安心して眠れる流れ」につなげる工夫を意識すると、イヤイヤ期の寝かしつけがぐっと楽になりますよ。

まとめ|しかけ絵本でイヤイヤ期の寝かしつけを楽しい時間に

寝かしつけの時間がうまくいかないのは、ママやパパのせいではありません。

2歳前後の子どもは、自分の思いを伝えたい気持ちが強くなり、眠るよりも「遊びたい!」が勝ってしまうこともよくあります。

そんなときこそ、しかけ絵本が“親子の架け橋”になります。

めくる・さわる・開くといった動きの中で、子どもは「自分でできた!」という満足感を得ながら、安心して眠りに向かう準備ができるのです。

大切なのは、「寝かしつけ=静かにさせる時間」ではなく、「親子で心を通わせる時間」として絵本を取り入れること。

1日の終わりに、やさしい声で絵本を読んであげる。

それだけで、子どもは「今日も楽しかったな」と穏やかな気持ちで眠りにつけます。

イヤイヤ期の寝かしつけも、しかけ絵本を通して“笑顔で終われる時間”に変えていきましょう。


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