子育てをしていると、「子どもにどんな絵本を読んであげよう?」と迷うこと、ありますよね。
そんなときに出会いたいのが、長年愛され続けているキャラクター「ノンタン」の絵本シリーズです。
元気いっぱいな白いねこのノンタンは、思わず笑ってしまうような言動で、子どもたちの心をグッとつかんでくれます。
リズム感のある文章や、親しみやすいイラストで、0~3歳の子どもたちにもぴったりです。
とはいえ、ノンタンシリーズは種類もたくさんあって、「どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多い蓮。
この記事では、我が家の体験をもとに0~3歳に特におすすめのノンタン絵本5冊を年齢別にご紹介します。
さらに、ノンタンをもっと楽しく読むための読み聞かせのコツもあわせてお伝えします。
🟦年齢別おすすめノンタン絵本5選
それでは、年齢別にノンタンのおすすめ絵本を紹介していきます。
🎁0歳ごろにおすすめ『ノンタン いないいなーい』
0歳の赤ちゃんにまずおすすめしたいのが、『ノンタン いないいなーい』です。
赤ちゃんの大好きな「いないいないばあ」がテーマになった絵本で、ページをめくるたびに「ばあっ!」とノンタンやお友だちが登場します。
シンプルな構成とハッキリとした色使いで、視力が未発達な赤ちゃんにも見やすく、読み聞かせ中もじっと見つめてくれます。
我が家でも、初めてのノンタン絵本はこの『ノンタン いないいなーい』でした。
「ばあっ!」と読むたびに手をバタバタさせて笑ってくれたのがとても印象に残っています。
📖おすすめの読み方:顔を隠して「いないいない…ばあっ!」と実演しながら読むと、より楽しくなりますよ。
🎁1歳ごろにおすすめ『ノンタン ぶらんこのせて』
『ノンタン ぶらんこのせて』は、「順番を守る」ことや、「お友だちとの関わり」とテーマにした、1歳代にぴったりの絵本です。
ノンタンがブランコに乗って遊んでいると、お友だちがやってきて「のせて~」とお願い。
でも、ノンタンは「だめーっ!」と断ってしまい……。
1歳ごろになると、自我も芽生えて「イヤイヤ期」が始まる子も多いですよね。
この絵本は、そんな時期の子どもたちに「順番」「ゆずる気持ち」「みんなで遊ぶことの楽しさ」を自然と伝えてくれます。
我が家では「のせて~」「だめだめ!」の掛け合いを一緒に言うのがブームに。
読むたびに「次は○○の番」と、順番を守る意識が少しずつ育っていきました。
📖おすすめの読み方:登場キャラごとに声を変えて読んでみると、さらに盛り上がります!
🎁2歳ごろにおすすめ『ノンタン おやすみなさい』
『ノンタン おやすみなさい』は、寝かしつけにぴったりな、やさしい1冊。
他にもおすすめの寝かしつけ絵本が気になる方は、我が家の寝かしつけ絵本5選(0~3歳向け)も合わせてご覧ください。
夜になっても眠れないノンタンは、友だちを誘うのですが、起きていたのはふくろうくんだけ。
ふくろうくんと一緒に遊ぶけれど……。
夜はやっぱり寝るのが一番!となるお話です。
2歳ごろになると、なかなか寝たがらなかったり、毎晩同じことのくり返しに疲れたりするママ・パパも多いはず。
この絵本は、そんな寝かしつけタイムを“楽しい時間”に変えてくれます。
我が家でも、寝る前のルーティーンとして毎晩読みました。
読み終わったあとに「ノンタンもねんねしたね~、○○ちゃんも…」と自然な流れで布団に入れるようになりました。
📖おすすめの読み方:読み終わりに部屋を少し暗くして「おやすみ~」とささやくと、スムーズな入眠につながることも。
他にもおすすめの寝かしつけ絵本が気になる方は、我が家の寝かしつけ絵本5選(0~3歳向け)も合わせてご覧ください。
🎁2~3歳におすすめ『ノンタン いたいの とんでけ~』
2~3歳になると、転んだりぶつけたりして「いたい!」と泣く場面も増えてきますよね。
そんな時期にぴったりなのがこの絵本、『ノンタン いたいの とんでけ~』です。
ノンタンの妹、タータンがころんでけがをしてしまい、「いたいのとんでけ~!」とおまじないを唱えると、なんと“いたいの”が空を飛んでいきます。
最後は、いたいのかいじゅうが出てくるのもユーモアがたっぷりで面白いです。
我が家では、どこかをぶつけたときにこのおまじないを唱えるのが定番に!
「ノンタンみたいにいたいの、とんでいけ~!」と泣きながらも笑顔になってくれるようになりました。
📖おすすめの読み方:お子さんが「いたい」と言ったら絵本のセリフをまねして一緒におまじないをかけてみましょう◎
🎁番外編:ちょっぴりドキドキ!『ノンタン おばけむら めいろ』
『ノンタン おばけむら めいろ』は、少し成長してきたお子さんにぴったりの、“めいろ遊び”が楽しめる絵本です。
ただ読むだけでなく、指を使ってノンタンと一緒に迷路を進んでいくワクワク感が魅力!
ちょっぴりおばけが出てくるけれど、怖すぎず、遊び感覚でチャレンジできる内容になっています。
我が家でも「どっちに行けばいい?」と相談しながら読んだり、スタートからゴールまで一緒にたどったりと、親子で遊びながら読み進められる1冊になっています。
📖おすすめの読み方:「こっちは行き止まりかな?」「おばけに会っちゃうかも!」など声をかけて、冒険気分を盛り上げましょう。
🟨ノンタン絵本の読み聞かせをもっと楽しむ3つのコツ
ノンタン絵本は文章も短くテンポがよいので、読み聞かせがしやすいシリーズです。
でも、ちょっとした工夫をすることで、子どもの集中力や楽しさはぐんとアップします!
ここでは、我が家で実践して効果を感じた「ノンタン絵本の読み聞かせを楽しむコツ」を3つご紹介します。
🗣️1.声を使い分けて「ノンタンワールド」を演出!
ノンタンやお友だちのセリフを、ちょっと声色を変えて読んでみましょう。
ノンタンは元気な高めの声、くまさんは低い声……などキャラに合わせて変化をつけると、まるで絵本の中に入ったような気持ちになります!
📌ポイント:恥ずかしがらずにちょっとオーバーめに読むのが◎
子どもはその“楽しさ”を全身で受け取ってくれます。
⏱2.子どもの反応を待ちながら“間”をとる
ノンタンシリーズはテンポが良い一方で、子どもが反応しやすいセリフや動作もいっぱい。
例えば、「いたいのとんでけ~!」や「のせて~」「だめー!」など、子どもがまねしたくなる言葉がたくさん出てきます。
読み急がず、子どもが一緒に声を出したり表情を変えたりするのを待つことで、絵本への参加感が生まれます。
📌ポイント:ページをめくる前に「どうなるかな?」「次は誰が出てくる?」と一呼吸おくのもおすすめです。
🧸3.読み終わったあとも“会話”を続けてみる
ノンタン絵本のよいところは、日常に近いテーマが多いこと。読み終わったあとに「ノンタンみたいに○○したことある?」と話しかけてみると、子どもの気持ちや体験を知るきっかけになります。
たとえば、
- 『ノンタンおやすみなさい』を読んだあとに「○○ちゃんも今眠たくなってきた?」
- 『ノンタンいたいのとんでけ~』を読んだあとに「いたいのどこにとんでったのかな?」
こんな会話を通して、絵本と日常のつながりが広がっていきます。
📌ポイント:正解を求めず、子どもの答えに共感してあげるのが◎
🟩まとめ|ノンタンと一緒に、絵本の時間をもっと楽しく
ノンタンの絵本は、赤ちゃんの頃から3歳ごろまで、成長に合わせて長く楽しめるシリーズです。
ユーモアとやさしさあふれたストーリーは子どもたちだけでなく大人の心もふっと軽くしてくれます。
今回ご紹介した5冊は、どれも我が家で何度も読み返してきたお気に入りばかりです。
「この子にはどんな絵本が合うかな?」と迷ったときは、まずはノンタンを手に取ってみてはいかかでしょうか。
▼今回ご紹介したノンタン絵本はこちら(楽天ブックス・Amazonでも購入できます)
・ノンタン いないいなーい(0歳~)
・ノンタン ぶらんこのせて(1歳~)
・ノンタン おやすみなさい(2歳~)
・ノンタン いたいのとんでけ~(2~3歳)
・ノンタン おばけむら めいろ(番外編・遊び絵本)
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親子で過ごす絵本タイムが、ちいさな思い出になっていきますように。