【梅雨の絵本特集】0~3歳が笑顔になる!雨の日にぴったりの絵本15選

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雨の日が続くと、おうちでの過ごし方に悩むことってありませんか?

外で思いきり遊べない分、子どもが退屈してしまったり、ついテレビや動画に頼ってしまったり…。

そんな時こそ、親子でゆったり楽しめる「絵本の時間」がおすすめです。

特に、雨や傘、てるてる坊主などが登場する絵本は、梅雨ならではの雰囲気を感じながら楽しめて、子どもたちの感性も自然と育まれていきます。

雨音や水の動き、空模様の変化などを感じられる絵本は、0~3歳の子にぴったり。

この記事では、実際に我が家でもよく読んでいる「雨の日におすすめの絵本」15冊を年齢・テーマ別にご紹介します。

梅雨の時期がちょっと楽しみになるような、とっておきの1冊がきっと見つかりますよ。

※雨の日にぴったりな室内遊びも知りたい方は、こちらもどうぞ👇

雨の日におすすめ!おうち時間を楽しくする遊び&絵本【0~3歳向け】

0~1歳におすすめ:音・くり返しが楽しい「雨の絵本」

0~1歳の赤ちゃんは、まだストーリーを理解するというよりも、音のリズムや色のコントラスト、くり返しの言葉に反応して楽しみます。

そんな時期にぴったりの、感覚で楽しめる「雨の絵本」を5冊紹介します。

『あめかな!』U.G.サトー(福音館書店)

雨の音をシンプルな言葉と大胆な構図で描いた、赤ちゃん絵本の名作です。

「これはなんの音かな?」と想像を膨らませながら読むことができ、耳と目で“雨の世界”を体感できる一冊。

色使いがきれいで、初めての雨を絵本で知るきっかけにもぴったりです。

『かさちゃんです』とよたかずひこ(童心社)

雨の日のおともだち・かさちゃんが、お出かけする様子を描いた絵本。

とよたさんならではのやわらかい絵とテンポのいい文章が心地よく、読んでいるママパパも癒される1冊です。

コンパクトサイズで読み聞かせもしやすく、持ち運びにも便利!

『かささして』三浦太郎(こぐま社)

やさいやくだものが「かささして」と登場。

言葉は少なめなのに、ストーリーが伝わってくる構成はさすが!

カラフルなか傘が赤ちゃんの視覚を刺激し、はじめての絵本体験にもぴったりな1冊です。

『みず ちゃぽん』新井洋行(講談社)

「ぴちゃ」「じょぼぼぼー!」など、水の音が主役の絵本です。

ページをめくるたびにリズミカルなオノマトペがあふれ、声に出すと楽しく、読み手も盛り上がる

雨の日に読むと、窓の外の音と絵本の世界がリンクして、不思議と集中してくれる子も多いです。

『かさ さしてあげるね』はせがわせつこ/にしまきかやこ(福音館書店)

女の子が、雨の中でであった生き物たちに「かさ さしてあげるね」とやさしく声をかけていきます。

繰り返されることばのリズムが心地よく、親子で読むと自然と気持ちがあたたかくなる絵本です。

0~1歳のうちは、お話の細かな意味はわからなくても、やさしい雰囲気や色づかいを感じ取って楽しめます。

かわいらしいオノマトペも楽しいです!

読み聞かせる大人の声にも、子どもは安心して耳を傾けてくれるはずです。

1~2歳におすすめ:少しずつお話が楽しめる「雨の絵本」

1~2歳になると、簡単なお話の流れや登場人物の感情が少しずつわかってきます。

雨の日ならではの“できごと”や“やりとり”が描かれた絵本は、子どもの心の世界を広げてくれるきっかけになります。

ここでは、親しみやすいストーリーと雨をめぐる優しいエピソードが楽しめる5冊をご紹介します。

『あめぽったん』ひろかわさえこ(アリス館)

「あめあめ ぽったん あめ ぽったん」

雨の音や動きがリズミカルな言葉とやわらかな絵で描かれた絵本です。

くり返しのリズムが心地よく、1~2歳の子どもが自然と口ずさみたくなる1冊。

雨粒がぽつぽつ落ちてくる様子を見ながら、「これなあに?」「あめだね」と会話が広がります。

シンプルなのに、読んでいてほっとする絵本です。

『てるてるぼうずさん』西村敏雄(白泉社)

てるてるぼうずが、夜のあいだにそっと動き出す…?

ユーモアと不思議さがつまったこの絵本は、雨が止むことを願う気持ちと、てるてるぼうずへの愛着がわいてくる作品。

ページをめくるごとに展開される、ちょっとシュールでかわいい世界観に、大人もクスッと笑ってしまいます。

『はっぱのおうち』征矢清/林明子(福音館書店)

雨が降ってきた日に雨宿りしたのは、葉っぱの下のちいさなお家。

そこには、ちょうやカマキリなどの生き物が集まっていて、みんなで仲良く雨をしのぎます。

やさしい絵と、雨音のような静かな世界の広がりに、1~2歳の子もゆったりとした気持ちで楽しめます。

「雨の日ってこんなふうに楽しいんだね」と、自然の中の発見を感じさせてくれる1冊です。

『コッコさんとあめふり』片山健(福音館書店)

毎日続く雨に、「はやく はれないかな」と思うこっこさん。

てるてるぼうずを作ったり、願い事を込めたり…そのけなげな姿がとってもかわいらしい絵本です。

でも、たくさんお願いしすぎて、てるてるぼうずがちょっぴりおつかれ。

やさしいコッコさんは、ふとんをしいて看病してあげます。

雨の日のもどかしさや、誰かを思いやる気持ちを、やさしい絵と言葉で描いた1冊

1~2歳の子どもも、コッコさんの気持ちに自然と寄り添える内容です。

『あめふりくまのこ』童謡:鶴見正夫/絵:高見八重子(ひさかたチャイルド)

童謡「あめふりくまのこ」を絵本にした定番の1冊。

歌に合わせて読み聞かされば、子どもと一緒に自然と口ずさめて、心がほぐれる時間になります。

ふんわりしたイラストが歌の雰囲気とぴったりで、何度も楽しめます。

2~3歳におすすめ:心が動く“物語”や“気づき”がある「雨の絵本」

2~3歳になると、物語の流れを楽しんだり、登場人物の気持ちに共感したりと、ぐんと“こころの世界”が広がっていきます。

雨の日の自然や生き物の変化に気づいたり、想像の世界を楽しんだりする絵本は、そんな成長をやさしく後押ししてくれます。

ここでは、雨をきっかけに広がる発見や気づきのある5冊を紹介します。

『あめふり』さとうわきこ(福音館書店)

ばばばあちゃんが主人公の人気シリーズ。

雨が降ってがっかり…かと思いきや、ばばばあちゃんは「雨の日だからこそ」思いっきり遊ぶ方法を考えます!

どろんこあそび、みずたまり…まさに子どもたちの夢のような展開が続き、「雨の日って楽しい!」と心から思えるようになる1冊です。

『ぞうくんのあめふりさんぽ』なかのひろたか/なかのまさたか(福音館書店)

大人気「ぞうくんのさんぽ」シリーズの雨の日バージョン。

ぞうくんがかばくん、わにくん、かめくんを誘っておさんぽへ。

雨の中でも、ドタバタわくわく!

繰り返しの展開や動物たちの掛け合いが楽しくて、読んでいるこちらもにっこり。

雨の日の絵本に迷ったら、まず手に取ってほしい1冊です。

『かたつむりタクシー』たむらしげる(福音館書店)

虫の親子が、のんびりスピードのかたつむりタクシーに乗って、おばあさんの家へおでかけ!

山をのぼったり、橋の下をくぐったり…タクシーはあっと驚くルートで進んで行きます。

カレーの空き缶がカレー屋さんになっていたり、紅茶茶碗がカフェになっていたりと、街の細かい描き込みの楽しくて、何度もじっくり見たくなる絵本

「これなあに?」「ここ見て!」が自然とふくらみます。

現実とファンタジーが心地よく混ざり合った世界に、子どもの想像力がぐんぐんと広がる1冊です。

『かたつむりののんちゃん』高家博成/仲川道子(童心社)

主人公は、かたつむりの女の子「のんちゃん」。

雨の日の森をお散歩するなかで、いろんな生き物と出会います。

写実的な絵とともに描かれる物語は、かたつむりの世界をちょっとのぞき見るような不思議な魅力があります。

生き物に興味が出てきた2~3歳の子にぴったりです。

『わんぱくだんのてるてるぼうず』ゆきのゆみこ/上野与志(ひさかたチャイルド)

大人気「わんぱくだん」シリーズの雨の日ストーリー。

てるてるぼうずを作ったら、不思議な世界に飛び込んで…?

ワクワクする冒険と、雨が止むことへの願いが、子どもたちの気持ちとぴったり重なる1冊

少し長めのお話なので、物語が好きなお子さん向けの絵本です。

雨の日も、絵本があれば特別なひとときに

雨が降ると、外に出られなかったり、気分が沈みがちになったり…。

でも、そんなときにこそ、絵本を通して“雨の日の楽しさ”や“自然のふしぎ”にふれてみませんか?

0~3歳の子どもたちは、絵本を通して世界を知り、想像を膨らませます。

「今日はどの絵本にしようか?」と一緒に選ぶ時間も、親子の大切なコミュニケーションのひとつです。

雨の日にしか出会えない、特別な絵本の世界。

お気に入りの1冊が、みなさんのもとに届きますように。

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